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中国の成長する経済力は、全く否定はできないが、地球規模での権力のバランスへのインパクトは熱い論議にとどまったままだ。政治学者アーロン・フリードバーグは、アメリカの指導者たちは、中国の増大する権力に対抗するのに充分な迅速さで行動しそこなっているという。 彼は、アメリカと中国が自分たちの目標をどのように定義しているかを説明し、また、その目的に到達するためにそれぞれがどの戦略を使っているかを明らかにしている。中国の政策立案者たちの究極の目的は、戦いなく勝利することであり、直接対決することなしに、アジアにおける先導的な力としてのアメリカに取って代わることである。一方、アメリカは、アメリカの公約と決意に対して誤解されやすいサインを送り、そうでなければ避けられた戦争への危険性を押し付けている。この本はアメリカの指導者および政策立案者にとって大いに必要とされた警鐘であり、21世紀の(覇権の)形状を決するところまで行く競争を解釈させる激情の書である。
アーロン・フリードバーグ教授(プリンストン大学)講演会
「アメリカと中国:アジア支配をめぐる競合」 笹川平和財団主催
A Contest for Supremacy: China, America and the Struggle for Mastery in Asia
日時:2012年3月5日(月) 17:00-18:30
http://www.spf.org/event/article_7692.html
元米国財務次官ジョン・B・テイラーの、自由主義経済の原則にしたがって、
アメリカ経済の将来を立て直すための率直な提案
アメリカ経済の未来は予測できない。長い深刻な経済スランプに陥り、増大する借金と政府の役割に関する手厳しい党派的論争によって身動きが取れず、リーダー間のヴィジョンと分別の欠如が事態を悪化させ、国家は深刻な問題に直面している。著名なスタンフォード大学の経済学者テイラーは、経済や政治の自由という国家の基本から始め―小さな政府、法の支配、強いインセンティブ、市場の信頼、予測可能な政策枠組―これらの証明済みの原理から経済原則を再構築する。 政策立案者と研究者としてのハイレベルな経験を活かして、現在の政策問題(予算・金融政策・政府規制・税制改革)に照準を合わせている。これらの原則を受け入れる時には繁栄し、捨て去ったとき経済は衰えるという。
ジョン・B・テイラーの著書
■Macroeconomics, 6/e ISE
978-0-393-92751-1, 570pp., 2005, paper ISE $66.95
■Global Financial Warriors: The Untold Story of International

Finance in the Post-9/11 World
978-0-393-06448-3, 352pp., 2007, cloth $26.95
978-0-393-33115-8, 320pp., 2008, paper $15.95
邦題「テロマネーを封鎖せよ」 日経BP社 中谷和男(訳)

邦題 「ファインマンさんの流儀 ~すべてを自分で創り出した天才の物理学人生~」
早川書房 ローレンス・M・クラウス(著) 吉田 三知世 (訳)
ロバート・デ・ニーロ / ポール・ダノ 主演映画がこの春アメリカで公開
978-0-393-34149-2, 288pp.,
Movie Tie-in Edition, paper $15.95, 2012/2
Focus Features (フォーカス・フューチャーズ)製作、ニック・フリンの、父親との関係を描いた感動的な回想録が『アバウト・ア・ボーイ』(2002)のポール・ワイツ監督によって映画化されました。
ボストンのホームレスシェルターでソーシャルワーカーとして働く27歳のニック(ダノ)。彼はそこで長い間疎遠だった父親(デ・ニーロ)に出会う。 ホームレスになった父親と、かつては不安定な生活をしていたが現在はソーシャルワーカーとして働く息子。 物語はそれぞれの人生を描きながら、ついに2人を再会させる。
この物語は「回想というよりはアメリカの暗い難問に関する研究といえる。リア、ベケット、フォークナー、ジェネを連想させ、我々が親の希望の喪失と子の素直さの喪失と、どちらがより痛ましいかを決めざるをえないだろう。」―Los Angeles Time Book Review

ニック・フリンの著作
978-0-393-32940-7, 288pp., 2005, paper $14.95
● The Ticking Is the Bomb: A Memoir
978-0-393-33886-7, 283pp., 2011, paper $14.95
2011年ノーベル文学賞受賞
トーマス・トランストロンメルの詩集
THE GREAT ENIGMA: New Collected Poems
By TOMAS TRANSTRÖMER
Translated from Swedish by Robin Fulton
978-0-8112-1672-2 (New Directions), 288pp.
2007, paper $17.95
In day’s first hours consciousness can grasp the world
as the hand grips a sun-warmed stone.
50以上もの言語に翻訳されてきたトーマス・トランストロンメルの詩は世界中で絶大な影響力を持ってきた。その影響力は確実に増大し続け、パブロ・ネルーダと同じように力強い。 ネルーダが燃える炎だとすれば、トランストロンメルは拡がりゆく氷のようだ。この度ノーベル文学賞に輝いた彼の作風を、スウェーデンアカデミーは “稠密で透光性のあるイメージを通じて、読者に現実への斬新な道筋を与えた(Wikipedia)” と評している。 The Great Enigma:New Collected Poemsは1954年の独特な最初の詩集 ”17編の詩” から叙事詩 ”バルト海”、1990年に脳卒中で倒れて6年後に出版された ”悲しみのゴンドラ”、そして2004年にスウェーデンで出版された最近の短編 ”大いなる謎かけ” にいたるまで全作品を収載している。 また散文回想録 “Memories Look at Me” も収載。 自然の世界にしっかり根をはりながら、彼の作品は夢と夢の間を落ちていくようだ―冒頭の“大いなる未決の愛”から繊細な転調を通して“具象的なことば”を探していく。
ブラッド・ピット主演映画
MONEYBALL「マネーボール」
Movie-Tie in Edition (映画版)
By Michael Lewis
978-0-393-33839-3, 320pp., paper $15.95
2011年8月既刊
今年は熱い声援とため息でスポーツ番組を楽しませている野球。この秋、野球や球団運営ぶり、セオリーをふんだんに楽しませてくれる映画「マネーボール」が公開される。これは、現在、松井秀喜が活躍しているオークランド・アスレチックスのGMビリー・ビーン(ブラッド・ピット)の物語。 1995年前オーナーの死去によりスター軍団から低資金球団に転落して以来、資金豊富なNYヤンキースらと互角の戦いをするのに、前GEから引継ぎ開発してきた選手選抜理論。 原作「マネー・ボール」の出版でビーンのセイバーメトリクス・チームマネージメントが日本でも話題となった。この映画タイアップ版は、野球ファンをさまざまに楽しませながら、チーム編成やマネージメント具体例として一層有効に利用させるに違いない。
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